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江戸時代の絵師、長沢芦雪の「五百羅漢図」を現代によみがえらせるプロジェクトで制作されたこの「平成方寸五百羅漢図」と「平成五百羅漢図」は、他では類をみないミクロサイズ。レンズを通して見てみると、長沢芦雪の現物よりはるかに精密度を増し、細やかな表現が浮かび上がってきます。

五百羅漢(ごひゃくらかん)
仏教で供養尊敬を受けるに値する 500人の人々。第1回,第4回の仏典編集会議に集った人々がそれぞれ 500人であったことから両会議の参加者をさしていう。また,確かな根拠はわからないが,中国,日本の禅宗で五百羅漢の崇拝が行われ,それに関する美術品も多い。<ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より抜粋>